December 28, 2009
ソル・ポニエンテ@きららビーチ焼野
こんなところが。。。しらなかった。
田舎町の整備された海岸きららビーチ焼野に建っている隈研吾設計のスペイン料理レストラン&カフェ。ちょうどお昼時で、随分人がいらしていました。ランチをいただきました。
道路側の外壁はこんな感じ。
向こう側に海が見えます。瀬戸内海です。小さい内海に大きな船がいっぱい行き来するのが、独特の光景ですね。ちょっと、写真では、見えずらいですが。
海から見て左側がレストラン、右側がカフェ。
レストランの中からの眺めも抜群です。お料理も、とてもおいしかったです。
投稿者 raumraum : 05:42 PM | コメント (0)
May 27, 2007
ル・コルビュジエ展 / die Ausstellung "Le Corbusier" / the exhibition "Le Corbusier"
「ル・コルビュジエ展:建築とアート、その創造の軌跡」(森美術館, 2007年5月26日(土)〜9月24日(月・祝))のオープニングに行った。ル・コルビュジエ(1887- 1965)の生誕120周年を記念する展覧会で、彼が手がけた建築だけでなく、絵画、彫刻、家具など約300点の作品を紹介している。大きな絵画作品、ドローイング、版画などの平面作品や彫刻が多数展覧されているので、コルビュジエのそういった作品を見たことのない人(みたことがある人もだが)には必見。
コルビュジエの絵画や彫刻は軽やかだ。と、いつも思う。絵画やドローイングなどを見ると、コルビュジエが何かを思いついてしまった発想の瞬間、その興奮の瞬間に立ち会っているような気がするのだ。最終的な目的として落とし込まれた作品としての絵画、その気負い、重さを感じるのではなく、思考、発想の喜びを体験できるような気がするのである。
ちょうどこの展覧会には、モジュロールの思想を絵画的に表現した「直角の詩」という版画作品も展示されている。
建築に関しては、建築透視図、再現模型、映像紹介、実物建築空間の再現等、様々な角度からコルビュジエ建築を体験できる。立体的に再現された建築については、それほど面白さを感じなかったが、コルビュジエ自身の描いた透視図やCADセンターの協力をえて視覚化された建築構造の映像などは、大変面白かった。
透視図は、まさにパースペクティヴ(見通し)である。線描きされた建築透視図なのだが、一つ一つの場の質感を確かめて描かれている。パースなのだから、あたりまえではないかと言われてしまうかもしれないが、構築されるべき空間の感触を丹念に確かめながら、空間の見通しをひいているように感じるのである。
CADセンターの制作した建築構造の映像は、建築家のパースペクティヴや絵画・彫刻作品に表出されているような、思想・思考のプロセスを丁寧に可視化していたように思う。
そう、3Dは、必ずしも超リアルズムのためだけにあるのではない。様々な断片的思考、脳裏に浮かぶおぼろげな像、そして、それと連動している感覚といったものを結びつけながら、質感のようなものをイメージ(映像)に起こしていくこともできる。むしろそういったことに長けているのだろうと思う。
会場で流れていた3D映像でも、コルビュジエの面、色彩、光と空間といったことへの思考、体験といったものが、なかなかおしゃれに具現化されている。(失礼な話だが、最初字幕をみるまで、多分向こうで制作された映像に日本語の字幕キャプションをつけているのだと思った。)コルビュジエの椅子に座りながら、彼の思考の映像を楽しめるので、おすすめ。
投稿者 raumraum : 10:31 PM | コメント (0)
April 29, 2006
マイ・アーキテクト - ルイス・カーンを探して / my architect - a son's journey
やっと「マイ アーキテクト - ルイス・カーンを探して」(ナサニエル・カーン監督, アメリカ, 2003)を観てきました。20世紀を代表する建築家ルイス・カーン(louis kahn, 1901-74)の生涯を、息子のナサニエル・カーンが追ったドキュメンタリー映画です。映画の構成自体は、妻と愛人とその子供達の話が中心で、とても個人的な話でした。カーンの思想や民族的な背景等がもっと見れる映画だったら良かったのにとは思います。
ただ、にもかかわらず興味をそそられたのは、実際の建造物が、ある人物の生涯を描く「舞台」のようであったこと。建物とは、今ではそこを日常的に使っている人達のものであり、建築家その人とは、実は関係のないはず。その場所で、数奇(?)な運命を送った建築家その人の話が、一つのドラマのように語られていることに、逆につくられた舞台を見ているような、妙な印象を受けました。
カーンの手がけた建築は、なかなか見に行けない場所にあるので、それが一挙に見れたことは個人的には面白かったです。写真では、時間の移り変わりがわからない訳ですが、映画の中では、様々な時間帯で建物が映し出され、そこを行き交う人や反響音といったものが聞こえ、写真から受けていた印象と違うものがありました。
特に、遺作となったバングラディッシュ国会議事堂は、印象に残りました。写真で見る外観と、ユダヤという民族的生い立ちと、この計画の途上NYのペンシルヴェニア駅で亡くなったという事実から、長年何かしら重苦しいものを感じていたのですが、初めて内観をカメラを通して追っていくと、なかなか良い空間だと思いました。モスクに通ずるような反響音と、空間の抜け、そして建築家シャクスール・ワレスの言葉のように『この国会議事堂は、30年前の我々の国では考えられなかった建物ですよ。彼は指導者モーゼとなって、我々に民主主義を与えてくれた。民主主義を広げるための議事堂を与えてくれたんだ。』という歴史的背景 - 現在でも一つの国の大事を担っているという事実を考えあわせると、むしろ、晴れやかというか感慨深いものがありました。
また、1990年にイエール大学のアートギャラリーを訪れ、初めてルイス・カーンの建築に触れたときをも思い出しました。グリッドの吹き抜けに重厚感とすっと抜ける空間。その時を思い出すような感覚でした。
endlich habe ich den dokumentarfilm "my architect - a son's journey" vom welt-beruehmten architekt des 20 jahrhundert louis kahn (1901-74) gesehen. der film is von seinem sohn nathaniel kahn gedreht. es ging um die geschichte seiner familie "seiner frau, zwei geliebterinnen und ihre kindern". das war eine sehr persönliche geschichte. ich hätte eher erwartet, seine ideen, gedanken und die geschichte des völkischen hintergrunds zu erfahren.
trotzdem was mich interessiert, ist, dass seine "reale "gebäuden die rolle als "eine bühne" für das leben einer person gespielt haben. die gebäude gehören eigentlich zu leute, die heute im alltag benutzen. der architekt selber hat gar nichts damit zu tun. das war daher beeindruckend, dass die geschichte des abwechslungsreichen lebens jenes architekts an von ihn entworfenden gebäuden wie eine drama erzählt worden sind.
es machte mir auch spass, einen überblick seiner architekturen bekommen haben zu können, weil viele von seiner architekturen sehr entfern stehen. das war interessant, den wechsel des aussehens der bebäude je zeit mit dem echo, vorbeigehenden menschen, usw. zusammen erfahren zu können, was man in fotos nicht sieht.
投稿者 raumraum : 07:00 PM | コメント (0)
September 19, 2005
神社巡り in 松江・出雲 / die pilgerreise zu schreine in matsue und izumo / the pilgrimage to shrines in matsue and izumo
松江や出雲の神社巡りをしました。9月10日には、八重垣神社、神魂神社、熊野大社を廻り、11日には出雲大社に行きました。
wir haben die pilgerreise zu schreine in matsue und izumo gemacht. - die besichtigung am yaegaki schrein, kamosu schrein und kumano taisha am 10. sep. und am izumo taisha am 11. sep.
----------
八重垣神社 / yaegaki schrein / yaegaki shrine
2005/09/10
----------
神魂神社 (大庭大宮)/ kamosu-jinja schrein / kamosu-jinja shrine
主祭神に伊弉冉尊(いざなみのみこと)に祀る神社です。「神」と「魂」の神社と書いて、「かもす神社」と読みます。「神坐所(かみますどころ)」に由来するという説や、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉冉尊(いざなみのみこと)が天地創造のときに夫婦の道を開いたことから「神結び(かみむすび)」が転化したものであるとか、複数の説があるようです。
旧暦の10月は、全国各地にいらっしゃる八百万の神がお留守の月なので「神無月」と言われますが、逆に出雲では、その神々が一同に集まられるので「神在月」と呼ばれます。
ちなみに神社の神紋には亀甲の中に「有」の文字が記されています。これは「神在月」に因んで「有」の文字を配したということと、また「有」という文字は「十」と「月」という文字から成り立っており、八百万の神がここに滞在されることから、お集まりになられる際の目印として象形したものと伝えられているそうです。
2005/09/10
神魂神社の参道 /aufgangstraße zum kamosu-jinja schrein / approach to the kamosu-jinja shrine
2005/09/10
神魂神社の内殿 /innerer schrein vom kamosu-jinja schrein / inner shrine of the kamosu-jinja shrine
----------
熊野大社 / kumano-taisha schrein / kumano-taisha shrine
2005/09/10
熊野大社へ:参道の狛犬 / 石碑 / 橋と鳥居
zum kumano-taisha schrein : der komainu (löwenhund des schreins) / "kumano taisha" / brücke und torii (der tor vor dem schrein)
to the kumano-taisha shrine : the komainu (shrine dog) / "kumano-taisha shrine" / the torii (sacred arch)
2005/09/10
熊野大社境内 /
der schreinbezirk /
the precinct of a shrine /
----------
出雲大社 / der großschrein von izumo / izumo-taisha shrine
投稿者 raumraum : 04:00 AM | コメント (0)
September 14, 2005
古き町並み /altes stadtbild / old cityscape
松江市の塩見縄手という地域には、古い町並みが保存されており、小泉八雲の旧居(小泉八雲記念館の隣)や武家屋敷がのこされています。
八雲の旧居は、昔ながらの小さな建物です。三方にそれぞれ小さな趣のある庭がを配されていて、ゆっくりとたたずみたくなる空間です。ひっそりと小宇宙が広がっている感じ。
im stadtteil shiominawate von matsue ist altes stadtbild konserviert. dort stehen alte wohnhäuser nebeneinander wie das ehemalige haus von koizumi yakumo (lafcadio hearn), das wohnhaus des samurai, usw. yakumos haus ist seit früher zeit unveränderter und klein. es gibt an drei seiten kleine geschmackvolle gärten, sodass man daneben ruhig sitzen bleiben will. es ist wie kleine mikrokosmos sich befinden.
2005/09/10
塩見縄手の町並み
altes stadtbild im stadtteil shiominawate von matsue
old city scape in the area shiominawate of matsue