音楽の展覧会について

美術の展覧会のように自由に立ち寄れる空間で、気軽に体験できる映像と現代音楽を体験できる場をつくるという発想から生まれました。本プロジェクトでは、向井知子(映像空間演出)と、伊藤弘之(作曲)の共創 / 協奏を中心に、映像絵画展とミニコンサートを融合させ、建築空間全体の場を総合演出する公演を行います。

 

プロジェクトメンバー・プロフィール

向井知子

映像空間演出家/日本大学芸術学部デザイン学科准教授
情報・記憶・感覚の関係性、イメージ・空間・身体性と直感的な経験等をキーワードに映像空間演出を展開。近年は、完全デジタルの映像から、まるで絵の具で描いたCMYKの絵画のような映像表現を模索する。主な空間演出に、「まだ白く、もう白い」(ドイツ・トリニターティス教会、ドイツ・ボン美術協会、東京国立博物館本館(重要文化財)、寛永寺、東京芸術大学、周防国分寺、防府天満宮他)、景観プロジェクト「Bridging Landscape – 景観に橋をかける」(一の坂川・山口市)、雪舟等楊筆「四季山水図巻(国宝)」の映像展示演出、インターセクション・プロジェクト(日本大学、東京オペラシティリサイタルホール他)、「Cyan Blue」(亀岡八幡宮・逗子市他)など。



伊藤弘之

作曲家/日本大学芸術学部音楽学科教授/東京藝術大学非常勤講師
1995年頃より「揺れるイメージ」「フラジャイルな美しさ」というコンセプトをもとに作曲を続けている。四分音(半音の半分の音程)を多用した「美しく揺らぐ繊細な音響」が作品の特色である。 サントリー音楽財団 、紀尾井ホール・いずみホール、 ミュージック・フロム・ジャパン 、東京混声合唱団、ヴォクスマーナ、全音楽譜出版社などをはじめ多数の団体や個人の演奏家たち から作曲委嘱を受けている。アルディッティ弦楽四重奏団、アンサンブルモデルン、新日本フィル、鈴木俊哉、宮田まゆみ、吉村七重、吉野直子をはじめとする優れた演奏団体や多くの ソリストたちにより、ISCM World Music Days、ルツェルン、ガウデアムス、ダルムシュタット、テグ、秋吉台、武生など国内外のさまざまな音楽祭やコンサートで作品が演奏されている。第8回 芥川作曲賞受賞。