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April 13, 2007
skype2
2回目のskype交信成功。とにかく準備期間がなかったから、共同プロジェクトが4月からできるのかできないのかさえもわからないスタート。
「始めよう始めようと言ったけど、時間がもうないじゃないか!」
と、相手は思いっきりストレスを感じたようだ。
。。。ええ〜、私は何ヶ月か前からメールは送ってたじゃない、具体的な案を送ったのも数週間前なのに。。。。ああ〜、でもわかっている。普通外国の誰かと共同プロジェクトを始めるのに、こんなバタバタでは、実現しない。。。などと思っていると。。。
「とにかくこれから学生にメールを送ってみて、やりたい学生がいるかどうか探してみる!」
「(見切り発進で、)スケジュールもプロセスの中で決めていこう!お互いの学生のSkype交信だって、なんとかなる!」
というのが、あっちの言い分。
あっちの性格も、私以上に計画性なし。その割にこういった見切り発進のものに対して前向き。。。ありがたい。というか、古い知り合いだからお互いわがままをいえるというもの。
その結果、こちらからはかなり綿密な予定表をつくって送ったのだが
「とにかく週末また話そう!」と、なんだか2回目の打合せも、詳細は決まらず終わった。
しかし、大きな不安はつきまとうものの、それでも良いのではと思いながら、skypeを切る。大学の授業は、それこそ計画されてしまっている。しかし、こういったインターカルチュラル・コミュニケーションを目的としたプロジェクトを進めていく上で、計画を立てていくのは「学生」自身である。そもそもWork in Progressのプロジェクトをしようとしているのだから、どんどんそのつど、計画を立てていけば良い。
コミュニケーションとは、用意されているものではない。一つずつ段階を踏んで組み立てていくものである。それは、電話等がなかった時代も、通信手段が進んだ現代もかわらない。時間がかかったやりとりも、今日のせわしない通信のやり取りも、ある質をもったコミュニケーションを展開するには、それだけの密度と深さが必要である。
投稿者 raumraum : April 13, 2007 06:21 PM