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March 30, 2008
MARTa museum, herford
museum: MARTa museum, herford
architekt: frank gehry
künstlerischer direktor:jan hoet
MARTa museumは、2005年herford市にオープンした美術館。アート、デザイン、建築とアンビエント(周辺の環境)をテーマに建てられた。もともとherford市が、20世紀初頭より家具や衣類工業の中心だったことも関係している。経済効果をねらうところもおおきいようだ。実際に来ている来館者は、多分大半別の町からのようだった。
建築はフランク・ゲーリー、ミュージアム・ディレクターはヤン・フート。随分とハデな組み合わせである。
フランク・ゲーリーは、いわずもがな、ビルバオ・グッゲンハイム美術館でしられる建築家。ここでも、ドイツの田舎町に帯のような曲線を描くキバツな建築を建てている。
ヤン・フートは、1986年にあの「シャンブル・ダミ」を企画したディレクター(当時ゲント現代美術館館長)。ゲント市内の70軒以上の一般家庭を開放してもらい、アーティストがそこで作品を展開するというとてもセンセーショナルなものだった。彼自身、この企画で一躍世界的なミュージアム・ディレクターとなった。日本でもたしか当時石川鶴来町でも同じようなプロジェクトをやったはず。その後1992年「ドクメンタ9」のキューレターを務めている。
herford駅から徒歩2〜3分。すごい田舎町に突如現れる変わった道とMARta museum。でも、HPで見た写真の印象よりもこじんまりとした建物だった。
正面玄関、展覧会のバナー。
外観のキバツさとは裏腹に、館内の空間は結構きれいだった。各展示室の天井には明り窓があって、自然光が入ってくる。
曲線を描く白い壁。展示をするのにどうなんだろう。。。と思ったが、ちょうどマックス・ビルの美しい色彩のグラフィックが列ぶと、色が波打つようで魅力的だった。
美術館の裏には川が流れており、カフェ・テラスはちょうど川に面している。
再び、MARTa前の通り。なんでしょうこの球体は。。。
投稿者 raumraum : March 30, 2008 02:32 PM