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April 24, 2006
NHK『プレミアム10「立花隆が探る サイボーグの衝撃」』/NHK Premium 10 - der bericht von Takashi TACHIBANA "schockierend vom cyborg" / report by Takashi TACHIBANA on "impact of the cyborg"
昨日(4月24日)のNHK『プレミアム10「立花隆が探る サイボーグの衝撃」』は、とにかくすごかった。例えば、両腕を失った人が、腕の付け根・胸あたりに脳から「本来腕の神経にあたる部分」を繋げ、義手をつけている。これは、今までの義手と違って、直接、腕の神経を繋げ、脳から電気(体が動くのって脳から電気が送られているわけですが)を送っているため、義手であってもかつて腕でものを触っていたのとほぼ同じ感覚がある。但し、胸に「腕」の神経があるため、胸を触られると、手首や肘を触られている感覚がある。
また、全身付随の人の脳にコンピュータを接続して、考えるだけで?(目で見るだけで)モニタ上のカーソルを動かせたり、少し離れたところのロボットの手を動かすことができたり。
極めつけは、マウス。マウスの脳にコンピュータを直結させて、リモート操作する。例えば、右に曲がる時には、右のひげのあたりの神経を刺激してやり、実際に右に曲がると「快楽」の神経を刺激してやる。生物の行動は、生き延びるとか快楽を得るということと強く結びついている訳ですが、行動の後に「快楽」を生じさせるという部分などかなりショック。
ビデオに撮り損ないましたが、再放送をしたら撮りたいです。
投稿者 raumraum : April 24, 2006 02:33 AM